日々の雑感

この町でもわりと楽しくやっていけそう。

新居に住み始めて5日が経過しました。

これまでは、福井・山口・島根などの僻地にしか住んだことなかった中で、東京という都会への引っ越し。

「都会の生活は私には合わないから、すぐに発狂するだろう」と思っていたのだが、

意外と快適に暮らしています。

 

この前、明日の朝のパンが無いということで、夜に徒歩で買い物に行きました。

田舎に住んでた時には、車以外で買い物に行くことはなかったし、夜にふらっと買い物に行くことなんてなかったから、

なにか都会的な行動だなぁと感じました。

スーパーも家から数100mの場所にあって気楽に行けるし、

その他の主要な店が1km圏内に固まっているのも、

車社会の田舎ではなかなか無い立地環境だと思う。

 

都会の生活で不安だったのが、騒音とか人混みとか、そういうカオスに疲れるんじゃないか?ということだったのだけど。

意外と静か。

というのも、うちは23区の端っこの板橋区の中でも僻地のような場所で、それほど都会感が強くない。

すぐお隣の駅に行けば、もはや場末感が漂っている。

この程度な場末感が、なんとも言えない居心地の良さを醸し出しているのだろう。

 

家についても住心地は良い。

事故物件だとか、4帖ワンルームだとか、そういったことは私にはマイナス要素にならない。

これまで住んできた家も1Kとかで決して広くはなかったけど、それでも無駄なスペースがあったりして、

もっと狭くて良いと感じていた。

いざ住んでみると、私にはこのくらいの広さが丁度よいと感じる。

布団や冷蔵庫を置いてみても、特に閉塞感は無い。

押し入れが無いので、荷物は段ボールに入れて重ねたままだけど、

インテリアにはこだわらないし。

こだわるにしても、何かしらタンスのようなものを置くスペースくらいはあるし。

その中に収まる物量しか抱えていない。

 

住人ガチャの方も外れてはなさそう。

5日間夜を過ごしてみても、騒音は聞こえない。

閑静な住宅街。

 

あとは、燃えるゴミを週に3回出せるとか、バイトの求人が多くて時給が高いこととか、バスや電車が安いこととか、

都会には都会の良さがあるなぁと感じる。

 

もちろんこの町には、これまで住んだ町達が持つ魅力はない。

山口市のように市街地にホタルが飛んでいることはないし、

益田市のように海を感じられて、価格崩壊した魚をスーパーで見かけることはないし、

越前市のように広大な水田地帯はない。

車は路駐できないし、駐車場すら無い店舗ばかり。

余っている空き地は見当たらない。

田舎の余裕感みたいなものは無い。

 

それでもここは、近くに川の存在が感じられて、

比較的風通しは良い気がする。

閉塞感で発狂することは、たぶんない。

 

ただ、少し前までいた千葉の浜辺のことを思い出すと、

そのうち田舎に行きたくなるのだろうという気がする。

それは、余裕とか開放感とか癒しとか空白みたいなものを求めて。

ハイキング登山とかキャンプやりたい人の気持ちが若干分かったかもしれない笑

 

涼しくなったら、どこか田舎へ旅行に行こう。

グンマーかチーバが良いかな。

 

twitter:@gintarou_k

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