仕事早く辞めたい系の人がTwitterなんかでよく使うのが「社会不適合者」という言葉。
労働するのが苦しすぎる、集団行動が苦手、社会で働くのに向いていない、つまり社会不適合者だ。というような使われ方をします。
でも、そもそも社会不適合者ってなんなん?
社会の要求に応えて生活することが困難な者。 社会に適合できない人。 うまくやっていけない人。
weblio辞書曰く、こういう人達のことを言うらしいです。
ニュアンスは伝わりますよ。普通に定年まで働く予定で平然と仕事を続けている人達とは相容れない私達、それが社会不適合者だと。
しかし、なんかその使われ方に違和感を抱くんですよね。
というのが、あなた達はすでに社会で働けてるじゃん?ということ。
社会人になってめちゃくちゃブラックでもないのに一日で会社辞めたとか、飛んだとか、そもそも就職できないんです、なんで就職する必要があるんですか?みたいな人達は、確かに社会不適合って感じがします。
大麻を栽培するためにカナダへ行くと言ってた知り合いは一日で大学を辞めたらしいですけど、彼なんかはまさに社会不適合者だなぁと思いました。
しかし、もう何年も社会の中で働いてきた人達が、私は実は社会不適合者かもしれないんです。なんて言っても説得力ありません。
私は、コミュニケーション能力低いし、集団行動は致しませんし、早期退職前提で就職しているので仕事頑張ろうとも思ってないけど。
社会不適合者ではないと思うんですよね。
なぜかというと、大学も卒業したし、全く仕事ができないわけではないからです。
優秀ではないけど、こなすことはできます。
社会不適合者とは社会の要求に答えられない人。
つまり、仕事をできない人だと思います。
多くの人は、自称社会不適合者であり、本当の意味の社会不適合者ってそんなにいないはずです。
まぁ言葉の形なんてものはどうでも良くて、私は社会不適合者である!と思えば、そう名乗れば良いのです。
しかし、社会で働けるのに自らの意思で働こうとしない人と、どうしても社会で働けない人とは、一つ区別をする必要があるでしょう。
twitter:@gintarou_k