最近耳にすることが多くなった多様性という言葉。
LGBTの認識の広がりとともに、セットで使われることが多くなりました。
私自身はゲイですが、LGBT以外にも様々な性自認・性志向があるみたいですね。
そんな性の多様性に加えて、人と人との付き合いの形も多様になってきているような気がします(ただ表面化しやすくなっただけかもしれませんが)。
少し前にツイッターで、恋人が2人いるという女性のインタビュー記事を見ました。
普通に考えればそれは二股という話になりますが、その彼氏さん同士は彼女にもう一人彼氏がいることを認めています。
3人の同意の上で成り立っている関係なので、不健全なところはないというわけです。
その女性曰く、片方の男性からは性的な満足を、もう片方の男性からは精神的な満足を得られるそうです。
もうそれ片方はセフレで良くね?と思いますが、女性的にはどちらも彼氏という位置付けのようです。
他にもゲイカップルで、一人の男性に対して2人の男性が疑似結婚したという話がありました。
インタビューでは、好きになってしまったものはどうしようもない。とか言ってましたねw
このように、最近ではこれまでの常識で考えられないような関係が生まれてきています。
一夫多妻制が認められている国もありますが、これらはそれが認められていない国の話です。
同意さえあれば何でもありで、個人の思想の数だけ人との付き合い方も存在するのかもしれませんが。
本記事では、人間関係の属性をいったん整理してみることにしました。
友達と恋人の違い、友達と知り合いの違いなどです。
人間関係の整理
人間関係整理
恋人…お爺ちゃんになった時にそばにいて欲しい人(家族と横並び)
友達…気楽に時間を忘れてお話できる人
セフレ…友達の中で性的関係を持ってる人
ヤリモク…話はできないけど性的関係を持ってる人
知り合い…話は合わず、性的関係も持ってない人 (仕事関係の人は大抵これ)
— ひばかり (@gintarou_k) December 8, 2020
ざっとまとめると、上のようになると考えました。
項目ごとに考えてみましょう。
恋人とは
歳をとった時にそばにいて欲しい人
仲の良い親友なんかでも、ずっと関係が続いていれば良いなと思いますが。
ポイントは、そばにいてほしいかどうかです。
友達も近くにいてくれれば良いですけど、ずっと一緒に住みたいと思えるほどではないですし。
会いに行ける距離にいてくれれば良いかなぁと思います。
物理的に遠距離恋愛でも、気持ち的にそばにいて欲しいくらいなら恋人で良いかと。
その他、友達との違いは。
- その付き合いの先に結婚を意識できるか
- 友達とは助け合い、夫婦とは支え合う
などという意見も聞きました。
友達とは
気楽に時間を忘れて話せる人
何も考えなくても言葉が自然と出てきて、何時間も話せてしまうような相手は友達です。
気を使ってどうにか会話を続けなければいけないような関係は友達ではないですね。その時点で気が合わないということです。
普通にいい人だけど、特に会話は続かないという場合もありますけどね。
セフレとは
友達の中で性的な関係をもっている人
考え方によっては、友達の上位互角ですね。
気楽に話が続いて、性の対象にもなれるということです。
割り切った関係であることも多いので、友達には話せないような話をできることもあります。
恋人にも発展しやすい関係ですが、時間をかけて関わっていけば、どの程度の距離感で付き合っていきたいか分かるでしょう。
逆に仲良くなりすぎて性の対象ではなくなり、普通の友達になることもあります。
知り合いとは
話は続かないし、性的な関係も持っていない人
人間関係の付き合いの形の中では、知り合いに分類される人が1番多いと思います。
職場の人なんかは、ほとんどがこれになりますね。
もちろん、しっかり話す機会が無いだけの場合は、話してみたら友達になることもあります。
話したことはあるけど、いまいち会話が続かなかったという場合は、知り合いという分類で大丈夫です。
人間関係の整理〜まとめ〜
気楽に話を続けられる人って意外と少ないです。
友達を作るのは意外と難しいですね。
ただ、無理やり気を使わないと会話が続かないような相手と付き合っていても疲れるだけですから。
そういった人は知り合いに分類して、距離をおいた方が楽になります。
正直、人間関係の付き合い方の形に名前をつける必要はないのかもしれません。
友達だと思えれば友達でよいのです。
しかし、あえて名前をつけることで、その人が自分にとってどのくらい大切な人なのかが分かりやすくなります。
気楽に何時間も話し合える相手は貴重です。
逆に、話も続かないような知り合いに何か言われても、その程度の価値しか与えていない人から言われたものだと受け流すこともできます。
人間関係を整理するなら、ひとまず気楽に話を続けられるかという基準で友達か知り合いかを判断して。
その中でどのくらいの距離感で関わりたいのかを考えれば良いと思います。
無理に友達に分類する人を増やそうとせず、浅く広くではない狭く深い関係を気づいた方が、人付き合いは楽になるでしょう。