昨日と今日が連休で、明日から仕事という現実を受け入れたくないのでBL映画を見ることにした。
そんなにBLを見るわけではないけれど、佐々木と宮野のようにハマるものがあることを期待。
窮鼠はチーズの夢を見るは気持ち悪すぎて序盤でギブアップしたので、できるだけ軽そうなものをチョイスした。
リスタートはただいまのあとで。
あらすじ
都会の仕事に疲れて辞めてきた光臣(古川雄輝)が、田舎の地元の青年・大和(竜星涼)と仲良くなっていく話。
ざっくり言うと以上です。
光臣が実家の父親と和解するくだりや、大和の出生が絡んでくる部分もありますが。
ほぼ光臣と大和のほのかなBLがメインの話でした。
キャラ的にはツンデレ系の光臣と、無自覚グイグイ系の大和という感じ。
感想
1時間半の映画なので、光臣がサクサクと大和を好きになっていって、テンポの良さが心地よい。
わりと素直にキスして、大和も素直に受け入れるので全てが平和。
ひとまず大和が終始かわいい。
登場のときから最後まで全部かわいい。
かわいいだけでなく少し闇を抱えているところが魅力的。
光臣もおもわずキスしちゃうあたりかわいい。嫉妬するのもかわいい。
そう、この映画はひたすら両者がかわいい。
それだけの映画です。
フワフワ系BLなので床発進はありません。
一緒に風呂入ったり、家にお泊りしたり、ホテルにまで行くという恋愛シミュレーションゲームみたいなイベントが起こるのに、たいして発展しないわけです。
ホテル泊まりに行って、ツインが無くてダブルに泊まるとかホテル側ナイス過ぎるし。
泊まってベットに入ったタイミングで過去のキスの話するとか、大和鬼畜過ぎて草。
「しょうがないじゃん。好きになっちゃったんだから」
可愛すぎんか。なっちゃったってなんやねん。
添い寝止まりのこの頃が、見てる側としては一番眼福な時期なのかもしれませんね。
良いなぁ。こんなかわいい彼氏がいたら幸せだろうなぁ。
私は片田舎に閉じこもるのは嫌だと思っているけど、好きな人ができたら場所なんてどこでも良いと思ってしまうのかもしれません。
自分が光臣の立場だったら普通に幸せですもの。
「人を好きになる自信ないんだ」、過去の人間関係に闇がある系の人物が言いがちな言葉ですが、そんなん直感やん。今を楽しめば良いやん?もうやることやっちゃえよ。
などと幾度となく思った私は、出会い系をやり過ぎで心が荒んでしまったのだと実感しました。
まとめ
やはり穏やかで平和なBLのヒーリングパワーは凄まじい。
終始かわいい、かわいいとつぶやきながら見てました。
他にも癒し系BLを開拓したいですね。
もう一回見ようかな。
あと個人的な妄想として、好きな人の近くになら定住できると感じられたのは良かったです。
人生計画に放浪が組み込まれていて、誰かと付き合ってみたいなぁと思いつつ、どうせ理想を貫くから無理だろうと思っていたのですが。
ちょっと希望が見えた気がします。
それでも大和くらいかわいい人に会えないと、天秤が傾くことは無いと思いますが。
数打つしかないですね。
twitter:@gintarou_k