無職115日目。
twitterを徘徊していたら、面白い投稿を見つけました。
山口県の労働組合連合が発表したもので、
「山口県で労働者があたりまえの暮らしを送るための費用」を科学的データに基づいて明らかにしたとのこと。
あたりまえの暮らしって何?どういう手法を使ったの?
とか色々と気になるところはありますが。
山口市内で若者が人並みの生活をするためには、
月額25万円必要らしいです。
ちょっと内訳ごとに見ていきましょう(以下、男性の欄を引用します)。
食費 4.3万
高くね?
1日あたり1387円だから、毎日外食してもOKな水準。
これが”人並みの暮らし”。
私は月7000円くらいなので、ヒト様から見たらダンゴムシみたいな暮らしをしてますね。
住居費 3.4万
これは安い。
東京で3.4万だったら馬小屋みたいな所にしか住めないんでしょ?(大偏見)
山口市の家賃相場の安さがよく分かりますね。
光熱・水道費 7千円
妥当な感じ。
ただ、これが女性の場合だと1.2万まで膨れ上がる。
5000円も性差があるのだが、女性の方がちゃんと風呂に入るからとかかな?
家具・家事用品 5千円
こんなに使うかなぁ?
家電が含まれてるならありえそうな金額かも。
被服・履物 7千円
若者のデータなので、このくらい使っていても良いかなと思う。
女性の方が服とか買いそうだけど6千円なんだね。
交通・通信費 3.9万
通勤費用が入っていると思うが、さすがに4万は高い。
そんなに隣町まで通勤してる人が多いのだろうか?
あと、この項目だけ2020年と比較すると、下方修正されている。
ガソリン代高くなったはずなんだけど、なぜだろう?
教養娯楽費 2.7万
2.7万あればけっこう遊べそう。
非消費支出 4.9万
非消費支出(税・社会保険料)との記述あり。
つまり、自由に使えるのは20万くらい。
これが”人並みの生活水準”らしいが、
手取り20万いってない人もたくさんいるよね。
予備費1.8万、その他1.5万
これを見ると月3万くらいは貯金できそうだけど、
そのくらいじゃ、車買うとか、家買うとか、子供育てるとかは無理ですな。
つまりところ、子育てなんかは人並み以上の暮らしができる上流階級のやることなのだろう。
まとめ
この暮らしを送るためには、最低賃金を1682円にする必要があるそうです。
山口の最低賃金982円だよ (´;ω;`)
この時点で、並みのアルバイトでは人並みの暮らしを送れないことが分かります。
ねぇ みんなが言う「普通」ってさ
なんだかんだっで 実際はたぶん
真ん中じゃなく 理想にちかい
by Perfume「Dream Fighter」
Perfumeさんもこうおっしゃっていましたが、
この生活は”普通”の水準ではなく、理想に近いものだろうと貧乏セミリタイア民の私は感じてしまう。
しかし、世間一般的な感覚の”普通”がこれなのであれば、
なかなか大変な世の中なのかもしれない。
私はこれまで生きづらさを感じたことはないのだが、
それは世間一般の経済感覚とのズレによるものなのだろう。
「たいしてお金が無くても生きていける」
そう思えることは、ありがたい才能なのかもしれません。
twitter:@gintarou_k