私はほとんどの食生活を自炊でまかなっている。
昼ごはんもお弁当を作るし、米を炊き忘れてもサンドイッチで対処するほどだ。
しかし、一人暮らしの食生活のほとんどを自炊でまかっている人は多くないらしい。
前の職場には毎日外食している人もいたし、外食でなくてもスーパーの惣菜に頼る人が多かった。
先ほど見た某FIRE民様の動画でも、自炊のシーンは少なかった。
では、なぜ私は自炊をするのだろう?
もちろん、食費を節約するためである。
この理由が一番大きい。
しかし、それだけでは大学1年から7年間もほぼ自炊だけで生き続けている理由としては、いささか弱いように思う。
やはりそれ以外の理由も、自炊生活の継続を支える柱になっているようだ。
まず、外食が苦手な理由の1つに、注文するのが苦手というのがある。
食券式の店なら良いのだが、店員さんに口頭で注文することに苦手意識を抱いてしまう。
注文するのが恥ずかしいのか恐いのかよく分からないが、
普段から言葉を発する機会が少ないボッチにとって、注文は長すぎるのだろう。
こんなものは慣れだとは思うが、慣れていないことは障壁が高いのでやりたくない。
よって外食もしたくない。
2つ目の理由に、私が驚異的にケチだということが言える。
スーパーの惣菜やそこらの飲食店のメニューを覗いて、美味しそうだとは思う。
でも、これを食べなければ後悔すると感じることはほとんど無いし、金額を見れば買う気が失せる。
少し大げさに言うと、私は私が本当に価値を感じるものにしか金を払いたくない。
ちょっと美味しそうなくらいでは、財布の紐が緩まないのだ。
私が買う食材は以下のようなものである。
- 味が想像できなくて面白そうなもの(謎の野菜果物、魚など)
- 本当に欲すもの(誕生月のケーキ屋巡り、旅先での名産品、驚異的な唐揚欲など)
- 最低限生きていくのに必要な自炊用食材(味噌スープご飯の材料、コンソメスープご飯の材料、パン、調味料など)
基本的には、③のような最低限栄養バランスを保った食生活を送るための自炊用食材しか買おうと思わない。
普段の自炊は、
- 安くて
- 簡単で
- そこそこ美味しくて
- そこそこ栄養バランスが良くて
- そこそこお腹いっぱいになれる
これらの条件を満たしていれば良い。
①や②のような特別食材・料理を自炊に組み込む必要は無いのだ。
もっと言えば、娯楽的な食事は月に1度あれば十分なのかもしれない。
私は毎年、生活にテーマを決めて暮らしているのだが、
2年前のテーマは「食の開拓」だった。
せっかく広島に引っ越してきたのに、何も名産品を食べていないのは勿体ないということで設定したのだった。
「月に1度食べたいものを食べる」
それだけだったが、名産の牡蠣や穴子を食べたり、初めて生シラスやシャインマスカットを食べたり、CoCo壱やスイパラにも初めて行った。
月1の娯楽ではあったが、それはそれで楽しかったように思う。
少なくともこれが、頻度の制限の無い娯楽であれば、楽しさはさほど感じられなかったかもしれない。
私とって食の娯楽は月1で十分なのだ。
だから瞬間的な快楽を生んでくれるスナック菓子もめったに買わなくなった。
スナック菓子は①②③のどれにも当てはまらないからだ。
まとめ
つらつらと綴ってきたが、まとめると、
自炊をする目的の根幹にあるのは「食費節約」
それに加えて、
- 注文が苦手で外食できない
- 守銭奴体質
という私自身の体質が柱となり、7年間の自炊継続を支えているようだ。
普段の食事は必要最低限でよいと言うと食に価値を与えていないように聞こえるが、
本当に価値を感じる食材・料理にはいくら払っても良いと言うと、食に対する意識が高過ぎるという風にも考えられて面白い。
自炊してます!お弁当作ってます!と言うと、偉いねぇと言っていただけることが多々ありましたが、
私は外食より自炊する方が楽な体質というだけである。
程度の違いはあれど、小学生の頃から守銭奴だった私。
この体質はいくつになっても、金持ちになったとしても変わらないだろう。
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