20代手取り○万円で何百万円貯金した方法!なんて記事を最近よく見るのですが。
それらを読んでいて、個人的に違和感を抱くことが多いです。
本記事ではその違和感の正体を明らかにしていきます。
違和感① 副業?
実際に読んだ記事です。
「手取り16万、3年で500万円貯めた会社員の習慣」
1か月の家計は、手取りが16万円に対し、支出は固定費が約7万円、変動費の予算が5万円で合計12万円。変動費の支出を予算内に収めれば、残った月約4万円が自動的に貯金できることになる。
?
月4万円貯金、3年でも144万円…。
えげつないボーナスもらえるんか?
多分違いますね。副業ですよね。
貯金できたことは事実だと思うし、自分なりの節約術を紹介するのも良いと思うのですが。
一番寄与した方法は副業ですよね。
それをあたかも節約の賜物でした!みたいな書き方になっているのが違和感を感じますし。
それなら副業の方法を書かれている方がしっくり来ます。
手取り16万を釣り餌にしているあたり、本当に手取り16万しかもらっていない人からすると複雑な気持ちでしょうね。
違和感② 家賃?
先述の記事については家賃が記載されていて、もはや清々しかったわけですが。
この手の記事には、家賃の記載が無いものが意外と多い気がします。
私の去年の出費の内訳では、46%が家賃、17%が奨学金返済でした。
私の場合は少し家賃の割合が世間のそれと比べると高いかもしれませんが、家賃が出費の大きな割合を占めることには変わりないでしょう。
手取り額から考えてちょっと厳しいよねと思うものについては、副業の他に家賃補助が寄与しているタイプもあるのかなと。
光熱費・食費・携帯代の節約なんかより、家賃補助が数万円出ればそちらの効果額の方が高くなるわけです。
まとめ
結局、出費が明確に示されている一方で、収入額が明らかにされていないことが違和感の正体でした。
手取り額と貯金額を見て、節約だけじゃ無理じゃね?みたいな記事を読んでいて。
私が行った方法は、①格安simへの乗り換え、②食材はまとめ買い、③家計簿を書こう…のような内容を見ると。
ちーがーうだーろーっ! 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!
と、私の中の豊田麻由子が叫びだします。
確かに、意識して行った節約術は寄与したと思う。でも寄与した額で言えば、家賃補助or副業の方が大きいだろう。
それをあたかも節約の賜物でしたみたいな書き方にするのは 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!と思うわけです。
中には20代で1000万円貯めた方法なんて記事で、手取額すら記載されていないケースもあります。
それは論外ですね。
その題名にするなら、収入額と補助額は記そうよという話でした。
twitter:@gintarou_k