なんとなく動画漁ってたら月曜から夜更かしの動画が流れてきて、小一時間見入ってしました。
現実は小説よりも奇なりと言いますが、個人的ニュース面白いですね。
出会った人の名前も顔も、私はだいたい忘れてしまいます。
学校の先生の名前も、隣の席に座っていたクラスメイトの名前も、大学時代のアルバイト先の従業員さんの名前も、もはや思い出せません。
それでも、忘れていない人もいます。
長く関わった人は忘れなくて当然ですが、一度しか会っていないのに忘れない人。
そんな人が少しだけいます。
その中で特に印象的だった人を徒然なるままにまとめてみます。
なぜまとめたいのか分からないけど、意味の無い、頭の中身の出力です。
1. 車中泊のおじさん
島根の道の駅で野宿をしていた時に絡んだおじさん。
定年で仕事を辞めたあと、車中泊で日本中を旅しているらしい。
どこへ行くんですか?
特に決めてない。車じゃないと行けないところを回ってる。
私の場合、普通旅をしている人を見ると良いなぁ、私もやりたいなぁって思うんですけど。
このおじさんに関しては、こうはなりたくないなぁと感じました。
不親切な人だとかじゃなくて、普通に優しげで良い人そうだったんですけど。
おじさんからは、かつてない程の虚無を感じました。
仕事が終わって時間はある、金もある。
でも、本当にやりたいことがない。
なぜ旅をしているんですか?と聞いた後の、少し強がったような口調から、私はそう解釈しました。
彼の虚無感は孤独から?過ぎた時間の喪失感から?
何か分からないけど、後悔をしない人生を送るのが大事だなと思いました。
2. 介護しているおじさん
出会い系アプリで電話だけした人。
36歳で大阪に住んでいるが、沖縄に移住したいらしい。
沖縄での仕事もやろうと思えば、ほぼ決まっている。
でも、親の介護で動けない。
介護は親が亡くなるまで発生する。何年だろう?
その間ずっと動けないのって辛い。
うちの親もけっこう高齢で、人生計画の一番の障害は親の介護だと思っている。
36歳で発生するなら、それまでにある程度やりたいことは終わらせておきたい。
何もできていないのに動けない状態は発狂もの。
3. トラック運転手のおじさん
ケチケチし過ぎて、大学の下宿先から実家までの交通費を削減するため、ヒッチハイクで帰ったことがありました。
その時に載せてくれたトラックの運転手さん。
佐川のトラックを見て、同じ運送業でも彼らと給料には雲泥の差があるんだよとか世知辛い系の話をひたすらしてきた。
でも結婚していて子供もいる。
その上で、お金が無くてもどうにかなるよぉって言ってた。
最近、〇年で1000万円貯めた方法!みたいな動画やら記事をよく見かけるが、収入額が書いてなくて説得力が喪失したりする。
親に金が無いのに子供作る話は肯定できないけど。
本当にお金持ってなさそうな人が言うと説得力があるなぁと。
自身の経験が一番だけど、こういう小さな肯定が積み重なって、生活費を稼ぐ目的の労働への意欲が消失していくんだろう。
あぁ退職してぇ。
まとめ
純粋に自分の中からだけ生まれる思想というのは、私の中には存在していなくて。
色んな人が入り込んでいるわけです。
だからどんな人と付き合うのかはわりと大事。
でも偏った思想ばかり入れると頭硬くなるから、頭おかしい人の思想に触れるのも必要。
常に客観的、俯瞰的、第三者的にありたい。
まだ人生長いと信じていますが、どんな人と出会えるんですかね。
なんかもう退職したいなぁw
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