先日、国家試験に合格しました。
国家資格の中でも、最も簡単に取れる資格の1つ、危険物取扱者乙種4類です。
この資格があれば、日本で使用される危険物のうち80%弱を取り扱えるようになります。
なぜこんな資格を取ったかというと、うちのホームセンターは灯油を販売しているので、店に一人は資格者を置く必要があるからです。
取ったというより、会社都合で取らされたという形ですね。
今回はうちの社員だけの会場でうけたのですが、合格者の数を見るに、合格率は25%程度でした。
今回は、模擬と比べて幾分問題が難しいように感じたので、全体の合格率も下がると思います。
しかし、社員の資格保有者が減ってしまうと私にも害が発生する可能性があります。
具体的には、小型店に飛ばされる可能性が高まるということです。
小型店は、社員2人と準社員とアルバイトで構成されています。
小型店に配属されると、社員1人は必ず店にいなければいけないので、シフトの融通はききにくくなります。
また、社員一人の時間が長くなるので、分からないことがあっても聞けないという環境ができあがります。
必然的に責任も重くなります。
つまり、平社員として働くなら、社員が何人もいるような大型店で働くほうが負担は少なくなるのです(私は今は大型店で働いています)。
ですが、今回の合格率の低さに加えて、新型コロナの影響で例年は2回行っているテストを今年はこの1回しかできないという状況。
最初に小型店に配属された場合は、社員2人に新入社員1人の3人体制になるようですが。
翌年には2人体制になることはほぼ確実。
その際に資格を持っていなければ、その社員がいる日は灯油を販売できないという状況になるので、資格無し社員は大型店に飛ばされることになるでしょう。
そして、資格持ち大型店勤務の私のような社員が小型店へ飛ばされるというシナリオが想定されます。
仕事に価値を与えていて、昇格してやるぜ!みたいな思想を持っている人には、そのような環境で修行するのもいいのかもしれませんが。
給料はずっとこのままで良いので平社員のままでいたい、これ以上責任を増やさないで、というか6年位で会社辞める予定です、という私にはなんのメリットもありません。
穏やかに波風立てずに、現在のような環境のまま、退職を迎えられれば良いのですが。
転勤ガチャで、今後の流れは変わるかもしれません。
まぁできるところまで働きます。
twitter:@gintarou_k