私は人生を、労働期・放浪期・定住期の3つに分けて考えている。
そして、今月末で退職することにより、労働期が終了して放浪期に突入する。
放浪期は約10年間の予定で、2年毎に場所を変える。
住所不定にならない程度の放浪という感じだ。
今回は、放浪期に突入するにあたり、なぜ放浪などという面倒くさいものを人生計画に組み込んだのか?
その理由を今一度考えてみたい。
私が放浪生活をする理由
正直、たいした理由は無い。
私が人生で特にやりたいことは2つだけ、
- 1年間の海外旅行
- 土地を購入して半自給自足生活を追求する
正社員で就職した主な理由は、この2つを最低限実行するための資金を貯めるためである。
よって、土地を購入するだろう30代後半〜40代前半くらいで、これまでの貯金はすべて消える。
1年間の海外旅行に関しては、大学卒業後にすぐ行く予定で金も計画もできていたところにコロナが直撃して流れた。
放浪期の詳細な計画は別にまとめようと思うが、これも10年間に組み込まれている。
そしてもう1つが、半自給自足生活の追求。
土地を買って家を建てるか、中古戸建を買うか。
家はユニットハウスか、自作小屋か、追いつけば3Dプリンタの家になるかもしれない。
その生活を送るのは、定住期ということになる。
放浪期のメインは1年間(8ヶ月かも)の海外旅行であり、それ以外は定住期までの繋ぎのような感じなのだ。
いやいや、さっさと海外旅行済ませて、帰国後すぐに定住期に入れば良いのでは?
全くもってその通りなのだが、それでは人生が余り過ぎる。
定住期はそれはそれで素晴らしいだろうが、植物を育てる都合上、引っ越しは難しい。
30歳になる前に終の棲家に引き篭もることは、私にはできそうにない。
いや、それができる人もいるだろう。
中年になっても、実家から出ずに、それで気にならない人もいるのだ。
それはそれで素晴らしい才能だと思う。
経済的な側面を考えると、子供部屋おじおばは大変賢い。多くの人にとって最大の出費は家賃だから。
でも私には無理なんだなぁ。
もうこれは性格です。
少なくとも若いうちは、一所に留まりたくない呪いがかかっているようです。
広島に1年いただけでも、「飽きてきたなぁ、どっか行きたいなぁ」と思ってた。
それって、全然旅行に行かなくて非日常が足りてなかっただけなんじゃないですか?
定住の上で、旅行の頻度を上げれば、放浪生活なんてしなくて良いのでは?
それは、違いますね。
私が放浪生活をしたい理由の1つは、新生活が好きだから。
引っ越しして、新しい土地での生活ってめっちゃ楽しい。
この計画を作った時はまだ実感は無かったけど、就職して、福井→広島→島根と飛ばされてみて分かった。
新生活は楽しい。新しい町は楽しい。それぞれの食材について最安のスーパーを把握するの楽しい。図書館行ってみるの楽しい。
買い物が好きというよりスーパーそのものや食材を見るのが好き、そこから新生活を構築するのが面白い。
そう、私にとって暮らしとは趣味のようなもの。
趣味をより楽しむには、適度な引っ越しが必要ということだ。
なんかちょっと腑に落ちた感じがする。
放浪生活をする理由まとめ
- 引き篭もるには早すぎるから、繋ぎでなんかしたい
- 新生活が好きだから
ざっくり言うとこんな感じ。
新生活には転生感があり、いわば転生中毒に陥っているのかもしれない。
もう少し詳しく言えば、土地ごとに多少は目的があったりするのだが、それはまたまとめよう。
ひとまず、新生活のワクワクって素晴らしいよね!という話でした。
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