twitterのレモンのアイコンが印象的ななにおれさんの著書「ミニマリスト式超人生戦略術」を読み終えました。
ざっくり感想まとめておきます。
私がひかかったのが、敏感な人が会社を辞めてラクに生きていく方法という副題について。
敏感な人ってなんなん?
作者いわく、
幼いころから組織にうまく適応することができず、長らく苦しんできました。 小学生のときには特別なきっかけがあったわけでもなく不登校になったり、中学生では体を動かすことが得意で好きなのに、部活動を1年も経たずに辞めてしまったり。 高校と大学時代で10以上のアルバイト先を転々としたり、大学を1年間休学して中南米を一人で放浪したり。 みんなが右を向いているときにどうしても右を向くことができず、一人だけ左を向いて歩いていると奇異な目で見られる。 そんな人生でした。
引用:本書
漠然としているが、敏感な人ってのがこんな感じの人なら、私とは似て異なるタイプな気がする。
私も集団には馴染めず、小5からボッチを貫いてきた。
お弁当も一人、登下校も一人、集団の中で孤独を貫いてきた。
それでも不登校にはならなかったし、なんなら部活動は中高フルで参加してた。
バイトもコンビニ3年続けた。
みんなが右向いてても、ボッチだったからどこ向いてても問題なかった。
組織にうまく適応はできてないんだけど、不思議と苦しんだことは無い。
基本的に感情は選ぶものだと思っているが、気持ちに関してはこちらから選ぶことができない。
それを好きになりたくても、無理なものは無理。生理的嫌悪感は拭えない。
思えるか、思えないかという話になる。
つまり精神論でどうにかなる話ではない。
性癖と似たようなものだ。私はゲイだが、なぜゲイなのかと聞かれても分からない。
気持ちを司るものも結局は脳なんだろうが、そこに大きな影響を与えるものは何だろうか?
先天的な要因と後天的な要因がある。
後天的なものは主に生育環境。どんな環境で育ったら敏感になる?
よく分からんな。特定の事柄がトラウマになって、それに関して敏感になるという話ならありそうだけど。
やっぱり、先天的な要因がでかいんじゃないのか。
楽観的に感じやすいかどうかという点においては幸せホルモンなんて言われるセロトニンが関係ありそう。
セロトニンを回収するタンパク質の量とか、セロトニンを分解する酵素の量とかは遺伝で決まってしまうらしいので。
ここでいう敏感な人ってのは、セロトニンが少なくなりやすい体質の人なのかなぁと。
組織にうまく適応できなくてボッチだったのは私も同じだが、感じ方に違いがあったわけだ。
生きづらいと本気で思っている人は、先天的にそう感じやすい体質なのかもしれない。
全部こじつけの妄想ですけどね。
でも敏感だろうがなんだろうが、なにおれさんも立派に社会人やって結婚もしてらっしゃるわけで。
むしろ敏感であることを活かして生きていくにはというようなことが書いてあるのが本書の内容である。
生きづらさを感じている人は読んでみるのもよかろう。
最後に全然関係無いけど、最近思ってること書いとく。
底辺セミリタイヤとか言って、私よりよほど資産持ってて借金も無いやつなんなん?
大企業で数年働いてる自称社会不適合者ってなんなん?
コミュ障ボッチとか言うくせに彼氏いますってなんなん?
悪いところにばかり目が向いて、自身の幸せに気づいてなくない?
そりゃあ幸せの基準は人によって違うから私が言ったところでやけど。
資産あります、大企業で仕事続いてます、彼氏いますって、めっちゃ恵まれてますやん。
そういう気持ちの悪い矛盾がTwitter見てると散見される。
私自身もそうなのだけど、特定の弱さを免罪符にしがちですよね。
でもなんかこう、もうちょいポジティブにならんのかなぁって、twitterでもリアルの人見ていても思うわけです。
なんの話かわからんくなったけど、私はポジティブに生きていこう。以上。
twitter:@gintarou_k