kindleで色々読み漁っている今日この頃。
さっき読んだ本が面白かった。
「9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれたシンプルな暮らし」
という本なのですが。
シンプリストの方の断捨離術であったり、インテリアへの考え方がまとめられていました。
その中で、禅の言葉の引用が散りばめられていたのですが、
いくつか刺さるものがあったわけです。
禅に「生活のすべてが道場である」という教えがあります。
道場とは、生活を整え、心を研ぎ澄ますための場所のこと。つまり、日々の暮らしそのものが、自分を鍛える場になるという考え方です。
禅語に「放下着(ほうげじゃく)」という言葉があります。これは、一切の執着や思い込みを手放しなさいという意味です。
正しいと信じていること、良いと思い込んでいることでも、それに執着しすぎると、知らぬ間に負担や足枷になってしまいます。
「こうあるべき」「こうすべき」といった思い込みを手放すことで、思いがけない発見が生まれ、選択肢も自然と広がっていくのです
なんかめっちゃ良いこと言ってる気がする。
というわけで、禅というものについて軽くググってみました。
禅とは禅宗という仏教の一種。
修行を通じて仏に至ろうぜというのが基本思想です(たぶん)。
わたしは修行というのは、積み重ねていって上昇していこうという感じなのかなと思っていましたが、
禅の場合はベクトルが内側に向いています。
万物は内側に仏になれる性質を持っていて、
外側の汚れを落として磨いていくことで、そのピカピカした仏に近づいていきましょうという感じ。
わたしは外交的な人間ではなく内気な人間なので、
上昇思考ウェーイ空へという感じより、地道にマントルを掘っていく方がしっくりきますね。
空をいく華やかさは無いけど、堅実に地面を固めていくような強さがある感じがして、
けっこう好きな考え方でした。
生活そのものを修行だと考えているので、掃除や歯磨きなんかも修行らしいです。
掃除やら何やらサボっている私には取り入れるべき思想でしょうな。
ひとまず身なりをちゃんとしろと書いてあったので、美容院の予約入れました。
今後も、使えそうな思想は緩く取り入れていきたいところです。
twitter:@gintarou_k






