北海道車中泊旅もそろそろ終了。
だいたい道の駅で寝ていたのだが、どこの道の駅にもバンやキャンピングカーが停まっていた。
主は、そのほとんどがシニア世代。50代より上の方達に見えた。
彼らの中には、すでに退職している人も多いのだろう。
余生を謳歌という感じである。
私が50代や60代になって、車中泊旅をしたいか?と考えると、
現状はしたいと思えない。
運転も疲れるだろうし、車中泊で疲れが十分にとれるとも思えない。
その頃には、もう少し土地に根ざした生活をしつつ、旅行をするにしても公共交通を使ったものをしているだろう。
皆さん元気ですね。
若いうちに働いてお金を貯めて、老後にキャンピングカーを買って旅をする。
若いうちに旅をして、老後も細々と労働を続ける。
どちらが良いかという話だ。
前者のキャンピングカー旅は、潤沢な資金を使って満足な旅ができそうだ。
退職後なら、時間を気にする必要もないだろう。
後者の旅は、貧乏旅である。
多少の金銭的な我慢は強いられるかもしれないが、
若さゆえに出会い系で色々な人と会えたり、
まだたくさんあるだろう余生における次の旅に続くヒントを得られたり、
老後旅とは違う魅力もある。
鳥取砂丘に行けば砂漠に行きたくなり、オホーツク海を見れば流氷を見たくなり、シャチウォッチングをすればホエールウォッチングをしたくなった。
旅は続くのである。
FIRE様、貧乏セミリタイア、貧乏旅→就職ルート。
どの生き方が賢明なのだろう?
金銭的に賢明なのはFIRE様だろうが、どのルートにも一長一短はあるように思う。
最適なルートは人それぞれ。人生設計によって変わるだろう。
私には貧乏セミリタイアが、やっぱりお似合いな気がする。
それにしても私は、老後の娯楽を軽視しすぎている気もするけど笑
twitter:@gintarou_k