日々の雑感

人間は4タイプに分けられるって話。

先程、某Twitter民の方とお会いしてきました。

また会いたいなぁと思う数少ない人を発見できて良かったなぁと思うのですが。

その会話の中で、すごく印象的だったものがあるのでまとめておきます。

人間は4タイプに分けられるって話です。

 

ジブリおじさんこと岡田斗司夫さんが考案されたものらしいのですが、

人間ってのは上記の4タイプに分けられるらしいです。

上の画像は、質問に答えていくとタイプを診断してくれるサイトを発見して、その診断結果のスクショです。

私は法則型というタイプに分類されるらしいですね(赤点)。

 

法則型

法則型は内向的で具体的。

内向的なので自分の中の法律に沿って行動しますが、

具体的なので、その法律には現実的な評価基準が存在しています。

例えば私の場合で言うと、期間と目的の定まった労働ならできるという例があります。

私都合でしか働けないけど、その都合がはっきりしたもの(具体的)であれば全然できるよってことです。

なので、理由もなくなんとなく漠然と(抽象的に)働くことはできませんし、

内向的なので、みんなと働く、他人様のために働くみたいなことも苦手です。

このタイプは現実的なので、あまり悩みません。

それが客観的に見て成功でなくても、自分の中で価値を与えることができれば満足できてしまいます。

自己完結型で、一人で生きて、一人でそこそこの幸せを見出せるタイプだと思います。

 

理想型

内向的で抽象的。

内向的なのでマイルールに沿って動きますが、その内容は抽象的なので完結することはありません。

なぜ人は死ぬのか?とか死後の世界は?とか、答えの無い問いに真面目に悩めるのが理想型の人達です。

悩みを抱えている人も多いですが、それも抽象的で、自分の世界の中で勝手に問題を見出して、勝手に苦しんでいるだけです。

周りから見れば、それ悩みじゃなくない?ってことに永遠に悩んでいます。

この世は生きづらいって言ってる人の大半はこのタイプな気がする。

 

注目型

外向的で抽象的。

外向的なので人の目を気にしますが、原理は抽象的なので、論理よりは直感的にふわっと生きてる感じ。

注目型という名前の通り、他者との交流に重きを置いているらしい。

他者貢献とか集団に属することに価値を感じるタイプですね。

他人という依代が無いと価値を見出せないなんてよく分からないと感じてしまいましたが、

対極にあるタイプのことは理解しづらいとのことで、やはりという感じです。

個人的な考えでは、ここには排他的な人達が属しているのではないかなと思っていて、

オーガニックでスピリチュアルで反ワクで愛国主義な方たちですね。

抽象的な原理の人達なので根拠のないものでも信じてしまいますし、

集団大事な人達なので、排他的な思想と上記の項目がマッチングすることがあるみたいです。

相容れないなぁって思います笑

 

指令型

外向的で具体的。

営業職、バリバリ働くぜ!、成果主義、数字!数字!

みたいな人達。

内向的な人達の敵のような人達ですが、世間は彼らが作り上げていて、彼らの基準で回っています。

お金を稼ぐことは正義であり、結婚は正義です。

我々の界隈だと、セミリタイアではなくFIREを語る人はこのタイプに多そう。

 

Twitterランドでの分布図

上記の分類について、考えてみれば見るほどよくできていると感じます。

分かりやすいし、ちゃんと分類できてしまう笑

ちょっとTwitterランドの住人達を分類してみましょう。

 

注目型には、上記のようなオーガニックでスピリチュアルで反ワクで愛国主義な方達が属しているように思います。

他人の興味を引くために嘘を付く人も散見されますが、彼らもこの型に当てはまります。

この型のデマは社会悪なので注意しましょう。

 

指令型には、ビジネスのことばっかりつぶやいてるアカウントが属します。

成功体験とか語りがちで、自分はこれで成功したんだからあなたでもできる!みたいな他者理解に欠けた一面も見られがち。

FIRE勢の中でも資産額ウェ~イ、二馬力で入金してます!みたいなアカウントはこのタイプかと。

 

法則型は、あまりツイッターランドにいません。

個人の目的と合致すれば発信しますが、基本的には情報収集や懸賞目的で使っていることが多そう。

ひばかりさんの場合は、アウトプットをした方が健康に良いという健康上の理由でTwitterをやっています。

 

プロフ欄に、この世は生きづらいとか書いてる人は理想型。

私のフォロワーさんはなぜか病んでる人が多いのですが、そういう方達はこのタイプの人多そう。

がっつり政治批判をするのは注目型の人達だけど、それ以上に生きづらそうなこのタイプの人は意外とたまにしか政治批判をしない。

 

それぞれの相性

対極のタイプ同士は相容れない傾向があるみたいですが、よく考えてみたらその通りだと思います。

山にこもって終わりのない自分の思想に閉じこもっている人(理想型)と、都内でバリバリ働いているサラリーマン(指令型)が出会ったところで、

お金稼がなくて幸せですか?

お金が無くても幸せになれますよ。

話は噛み合わないでしょう。

自分の軸に沿って生きている法則型と、他人を介すことでしか価値を見いだせない注目型も相容れません。

 

では、これが隣同士だったらどうか?

法則型の私は、お隣の指令型の人とは普通に噛み合ったお話ができると思います。

ただ、お互いに具体的・現実的な話を好むので、サッサと結論を出してしまうでしょう。

それはビジネスの付き合いであれば理想型ですが、よりコミュニケーションを求める友達関係だと厳しいです。

仲の良い友達にはなりにくいかも。

 

では、もう一つのお隣さん「理想型」はどうかと考えてみると。

正直よく分からないことで悩んでるなぁとは思いますが笑、

抽象的で話を広げてくれるのがありがたいですし、

私の場合だと知識欲はあるので、よく分からない人の話を聞くのは好きなんですよね。

注目型の価値観だと他者との比較や他者貢献に軸があって、それが理解できなさ過ぎて無理ですけど、

内向的で独自の軸を持ってる人の話は好きです。

だから、同じ法則型の人とも普通に仲良くなれます。

こうやって考えると、左か右か(抽象的と具体的)よりも、上か下か(内向的か外向的か)の方が、人間関係の形成には大きな影響を与えていそうな気がしますね。

内向的な人ってだけで、何か親近感を覚えてしまいますし笑

 

タイプごとの幸せ

最後にそれぞれのタイプの幸せの形について考えてみます。

私は幸せとは、快楽を感じさせるホルモンが放出された瞬間のことであるという風に定義していて、

それは、樺沢紫苑さんという精神科医の方の著書の中に書いてあった内容です。

快楽ホルモンには、3大ホルモンのようなものがあって、

 

ご飯美味しい!何かを達成した時の達成感!といった、

瞬間的に大きな快楽を与えてくれるドーパミン。

これには、感度が青天井であり、どんどん強い刺激を求めていってしまうという負の側面があります(依存症の原因はけっこうこれ)。

 

他人との触れ合いや社会への帰属感によって放出されるのがオキシトシン。

絆ホルモンとか愛情ホルモンとか言われますが、あまり出過ぎると集団の外を攻撃する排他的な行動をとるようになります。

出産した女性が突然キャラ変して愛国女子になったり、モンペになったり、オーガニックなやばいやつになったりするのは、

出産直後の母親の体内ではオキシトシンが増加することが関係しているとかいないとか。

まぁ子供守らないけないですから、出産直後の動物は危ないです。

 

3つ目がセロトニン。

空が青くて、今日も健康的に生きられて幸せだなぁという一番基底にある幸せを感じさせるのがこのホルモン。

特徴としては、ドーパミンのように刺激に飽きがこないところで、

さらなる空の青さを求めないと幸せを感じられないなんてことはなく、

いつもの青い空に幸せを見いだし続けることができます。

 

ヒトってのは結局のところ脳に支配されていて、さらに言えばホルモンに支配されているのかもしれませんが、

この4つのタイプって、求めてる幸せがそれぞれ違う気がするなぁと思いました。

達成感に価値を見いだす指令型はドーパミン的な幸福、

他者との関わりに価値を見出す注目型はオキシトシン的な幸福、

自己完結できるので生きていればある程度幸せな法則型はセロトニン的な幸福。

理想型は自己完結だけど抽象的で完結しない迷路に閉じこもってて、いまいち何を求めてるのかよく分からないけど笑

登山をしても、さらなる高い山に登りに行くことはなく、同じ山に登り続けられるらしいので(理想型の人が言ってた)、

さらなる高山に登りたくなる指令型ほどドーパミン的な幸福は求めてなさそう。

オキシトシン的な幸福もあれば良さげだけど、比率的に一番大きいのはセロトニンな幸福かなって気がする。

 

ここで重要なのは、世間や社会を作っているのは指令型の人達であり、世間一般的な幸せの形は彼らの幸せの形であるということ。

何か輝かしい成果を出したり、結婚することや、大金を得るといったドーパミン的な幸福を求めることが、

他のタイプの方にとっての幸せに繋がるとは限りません。

法則型の私がドーパミン的幸福のために成果主義に変貌することはできないし、

オキシトシン的幸福を求めてどこかの組織に属しても息苦しくてしんどくなるだけです。

つまり、タイプごとに幸せの形は異なるということ。

それに気づかず、分かりやすいドーパミン的な幸福だけを求めていては、ちゃんと幸せを感じることはできないでしょう。

自分にあった幸せの形について考えてみて、

その存在に気づくことがけっこう大事な気がします。

 

まとめ

上のホルモンの関係性についてはこじつけみたいな感じですけど。

法則型の私はセロトニンが出やすいか、その受容体が多いのか、

健康的に生きてるだけで、けっこう幸せだなぁって思えるんですよね。

鬱病の人はセロトニンが少ないとか言いますが、

結局、ホルモンの出やすさとか受容体の多さってのが、このタイプ分けに影響してるのかなって気がします。

 

ホルモンの方面はこじつけなのでさておき。

この4つの分類自体は人間関係を理解・整理するのに便利そうですし、

話のネタにも良いなぁと思うので、今後も使っていこうと思います。

陰キャと陽キャくらいしか分類の物差しを持たなかった私ですが、

少しだけ世界が広がった気がして、教えてくださったことに感謝です。

 

twitter:@gintarou_k

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑↑よかったらポチッとお願いします。

こちらの記事もおすすめ!